講演会ドットコムでは、毎月ゲストを招いて読書会を開催しています。
ご興味がありましたら、是非お気軽にご参加ください。   

開催予定

次回開催 2011/10/23(日) 14:00開演 雑司が谷地域文化創造館


後援/スマイル企画、パロル舎、現代書館、マルジュ社、風涛社、社会評論社、批評社、図書新聞、
パピルスあい、白順社、凱風社

講師

盛田 隆二( もりた りゅうじ )

情報誌「ぴあ」編集者の傍ら小説を執筆し、85年早稲田文学新人賞入選。 90年『ストリート・チルドレン』が野間文芸新人賞候補作に、92年『サウダージ』は三島由紀夫賞候補作となった。
現代人の〈生〉と〈性〉に切り込む長編小説の書き手として評価は高く、2004年に刊行された『夜の果てまで』(角川文庫)は30万部を超えて、 ロングセラー中。日本文藝家協会会員。


題材本

『身も心も』
盛田 隆二/光文社 (2011/6/18) \1,260 -


七十五歳になる道久礼二郎は、六年前に妻を脳溢血で失った。
ただ威張り腐っているだけのダメ亭主だったが、女房は文句を言わずに尽くしてくれた。 生前ありがとうの言葉ひとつかけてやれなかったことが悔やまれる日々が続く。
いっときは「要介護1」の認定がでるまでに心身は衰弱した。 息子夫婦と同居し生活援助を受け、洗顔と入浴と着替えの習慣がつくと、やがて一人で妻の墓参にも出掛けられるようになった。 嫁が申し込んで、嫌々ながらも、老人クラブの絵画同好会に入会した。 六十代後半が中心で礼二郎は四番目に高齢だった。
彼は、六十四歳の岩崎幸子と知り合う。 エキゾチックな顔立ちや上品な笑みにも増して、身のこなしの軽やかな華やかな人だった。 礼二郎の辛い話を、彼女は親身になって聞いてくれた。
二人が親密さを増したころ、内緒で買った携帯電話のメールのやりとりを息子夫婦に見られてしまった。 その女性とはどのような関係で、何をしている人かと問い質された。その後、二人の会話が聞こえてしまう。 親父名義の土地を生前贈与したほうがいいかと話していた。 礼二郎は幸子に、なぜこんな老いぼれの相手をしてくれるのかと訊ねる。
「そんな言い方、やめてください」と幸子は言って、彼女は凄まじい過去を語り出した。
──制限時間迫る、高齢者の物語が炙り出すのは、究極の恋愛か。
(「BOOK」データベースより)

Amazonで買う


開催日・時間

2011/10/23(日)

開場 午後1時30分
開演 午後2時
閉演 午後4時予定

●参加費
1000円 (ご予約の方は800円)

●会場
雑司ヶ谷地域文化創造館 第3会議室

東京都豊島区雑司が谷3-1-7
地下鉄副都心線雑司が谷駅徒歩0分 http://www.toshima-mirai.jp/center/e_zousi/index.html (雑司ヶ谷地域文化創造館公式HP)

問い合わせ

本読書会に関するお問い合わせ・ご予約は以下のアドレスにメールでお願いします。
toiawase@ko-enkai.com



拡大地図を表示


過去の読書会

第86回 吉田和明が自ら語る『戦争と伝書鳩』 2011/9/25(日) 吉田 和明 吉田 和明『戦争と伝書鳩 1870‐1945』
第85回 大多和伴彦が語る直木賞『下町ロケット』 2011/8/21(日) 大多和 伴彦 池井戸 潤『下町ロケット』
第84回 井家上隆幸と読む『戦中派不戦日記』 2011/7/31(日) 井家上 隆幸 山田 風太郎『戦中派不戦日記』
第83回 小嵐 九八郎が自らかたる『真幸くあらば』 2011/7/10(日) 小嵐 九八郎 小嵐 九八郎『真幸くあらば』
第82回 石丸元章が自らかたる新訳『ヘルズエンジェルズ』 2011/5/29(日) 石丸元章 ハンター・トンプソン『ヘルズエンジェルズ』
第81回 大多和伴彦が語る直木賞『月と蟹』 2011/4/17(日) 大多和伴彦 道尾 秀介『月と蟹』
第80回 岡本敬三が語る芥川賞『苦役列車』 2011/3/21(日) 岡本敬三 西村 賢太『苦役列車』
第79回 日高 敏が語る『KAGEROU』 2011/2/13(日) 日高 敏 齋藤 智裕『KAGEROU』
第78回 井家上隆幸が語る『最後の忠臣蔵』 2011/1/16(日) 井家上隆幸 池宮彰一郎『最後の忠臣蔵』
第77回 相倉久人が語る村上春樹とジャズ 2010/12/19(日) 相倉久人 村上春樹著『意味がなければスイングはない』
第76回 佐藤洋二郎が自ら語る『腹の蟲』 2010/11/21(日) 佐藤洋二郎 佐藤洋二郎著『腹の蟲』
第75回 盛田隆二が自ら語る『二人静』 2010/10/31(日) 盛田 隆二 盛田 隆二著『二人静』
第74回 大多和伴彦が語る直木賞『小さなおうち』 2010/9/30(日) 大多和 伴彦 中島 京子著『小さなおうち』
第73回 岡本敬三が語る『乙女の密告』 2010/8/22(日) 岡本 敬三 赤染 晶子著『乙女の密告』
第72回 井家上隆幸が語る『そうだったのか中国』 2010/8/22(日) 井家上 隆幸 池上 彰著『そうだったのか中国』
第71回 日高 敏が語る『ゲゲゲの女房 』 2010/6/27(日) 日高 敏 武良 布枝著『ゲゲゲの女房』
第70回 植松三十里が自ら語る『咸臨丸、サンフランシスコにて 』 2010/5/30(日) 植松三十里 『咸臨丸、サンフランシスコにて 』
第69回 吉田和明があしたのジョーを語る 2010/4/18(日) 吉田和明 『あしたのジョー論』
第68回 相倉久人が語る菊地成孔 2010/3/21(祝) 相倉 久人 菊地成孔著『東京大学のアルバート・アイラー』
第67回 大多和伴彦がかたる直木賞『廃墟に乞う』 2010/2/20(日) 大多和 伴彦 佐々木 譲著『廃墟に乞う』
第66回 著者が自ら語る『熊野物語』 2010/1/27(日) 中上紀 『熊野物語』
第65回 著者が自ら語る『東京』 2009/12/20(日) 佐藤洋二郎 『東京』
第64回 井家上隆幸が切る『風の男 白洲次郎』 2009/11/23(日) 井家上 隆幸 青柳 恵介著『風の男 白洲次郎』
第63回 岡本敬三が語る芥川賞『終の住処』 2009/10/25(日) 岡本 敬三 磯崎 憲一郎著『終の住処』
第62回 大多和伴彦が直木賞『鷺と雪』 2009/9/19(日) 大多和 伴彦 北村 薫著『鷺と雪』
第61回 吉田和明の『ノアの箱舟と伝書鳩』 2009/8/30(日) 吉田和明 『ノアの箱舟と伝書鳩』
第60回 日高敏が語る『戦後写真史ノート』 2009/7/26(日) 日高 敏 飯沢 耕太郎著『増補 戦後写真史ノート』
第59回 植松三十里が自ら語る『群青』 2009/6/28(日) 植松三十里 『群青』
第58回 中上紀が自ら語る『海の宮』 2009/5/30(日) 中上紀 『海の宮』
第57回 井家上隆幸と読む芥川賞 津村記久子 『ポトスライムの舟』 2009/4/19(日) 井家上隆幸 津村記久子 『ポトスライムの舟』
第56回 大多和伴彦と読む直木賞 天童荒太 『悼む人』 2009/3/22(日) 大多和伴彦 天童荒太 『悼む人』
第55回 吉田和明が語る坂口安吾アンソロジー『嫌戦』 2009/2/22(日) 吉田和明 『嫌戦』
第54回 正津勉が語る自著『河童芋銭』 2009/1/25(日) 正津勉 正津勉『河童芋銭』
第53回 岡本敬三が語る盛田隆二『ありふれた魔法』 2008/12/21(日) 盛田隆二 盛田隆二『ありふれた魔法』
第52回 井口時男が語る芥川賞『時が滲む朝』 2008/11/23(日) 井口時男 楊逸『時が滲む朝』
第51回 大多和伴彦が語る直木賞『切羽へ』 2008/10/26(日) 大多和伴彦 井上荒野『切羽へ』
第50回 中上紀がみずから語る『彼女のプレンカ』 2008/9/28(日) 中上紀 中上紀著『彼女のプレンカ』
第49回 井家上隆幸が語る『蟹工船』 2008/8/28(日) 井家上隆幸 小林多喜二著『蟹工船』
第48回 植松三十里がみずから語る『大奥開城』 2008/7/27(日) 植松三十里 植松三十里著『女たちの幕末 大奥開城』
第47回 吉田和明が自ら語る『太宰治はミステリアス』 2008/6/29(日) 吉田和明 吉田和明著『太宰治はミステリアス』
第46回 佐藤洋二郎が自ら語る『恋人』 2008/5/18(日) 佐藤洋二郎 佐藤洋二郎著『恋人』
第45回 大多和伴彦が語る直木賞『私の男』 2008/4/20(日) 大多和伴彦 桜庭一樹著 『私の男』
第44回 相倉久人が語る芥川賞『乳と卵』 2008/3/28(日) 相倉久人 川上未映子著 『乳と卵』
第43回 吉田和明が今こそ語る『人間失格』 2008/2/17(日) 吉田和明 太宰治著 『人間失格』
第42回 詩人正津勉が語る「窮死詩人 尾形亀之助」 2008/1/20(日) 正津 勉 正津勉著 『小説 尾形亀之助』
第41回 著者みずからが語る 『憲法の核心は権力の問題である』 2007/12/23(日) 三上 治 三上治著 『憲法の核心は権力の問題である』
第40回 著者みずからが語る話題作 『神野悪五郎只今退散仕る』 2007/11/25(日) 高原 英理 高原英理著 『神野悪五郎只今退散仕る』
第39回 エンターテイメント界の重鎮が『吉原手引草』を語る 2007/10/28(日) 大多和伴彦 松井今朝子著 『吉原手引草』
第38回 読書のプロが読む『アサッテの人』 2007/9/30(日) 岡本 敬三 諏訪哲史著 『アサッテの人』
第37回 ゲストと読む読書会24 2007/8/26(日) 正津 勉 牧野信一著 『ゼーロン・淡雪
第36回 ゲストと読む読書会23 2007/7/29(日) 岡島 康治 カート・ウォネガット著 『タイタンの妖女』
第35回 ゲストと読む読書会22 2007/6/24(日) 吉田 和明 中沢けい著 『海を感じる時』
第34回 著者が語る読書会13 2007/5/27(日) 相倉 久人 著作 『新書で入門 ジャズの歴史』
第33回 ゲストと読む読書会21 2007/4/29(日) 井家上 隆幸 早坂 隆 著 『世界の日本人ジョーク集』
第32回 ゲストと読む読書会20 2007/3/18(日) 大多和 伴彦 青山七恵著 『ひとり日和』
第31回 ゲストと読む読書会19 2007/2/18(日) 田坂 昴 三島由紀夫著 『仮面の告白』
第30回 著者が語る読書会12 2007/1/21(日) 吉田 和明 著作 『三億円事件と伝書鳩 1968-69』
第29回 ゲストと読む読書会18 2006/12/24(日) 岡島 康治 あさのあつこ著 『バッテリー』
第28回 ゲストと読む読書会17 2006/11/26(日) 大多和 伴彦 森絵都著 『風に舞いあがるビニールシート』
- ジャーナリスト専門学校文化祭講演会協賛 2006/11/5(日) 三田 誠広 「小説家というお仕事」
第27回 ゲストと読む読書会16 2006/10/29(日) 小林 広一 伊藤たかみ著 『八月の路上に捨てる』
第26回 ゲストと読む読書会15 2006/9/24(日) 井家上 隆幸 藤原正彦著 『国家の品格』
第25回 著者が語る読書会11 2006/8/27(日) 田坂 昂 著作 『増補 三島由紀夫論』
第24回 ゲストと読む読書会14 2006/7/30(日) 吉田 和明 平野啓一郎著 『顔のない裸体たち』
第23回 ゲストと読む読書会13 2006/6/17(日) 宮原 安春 福井健策著 『著作権とは何か』
第22回 ゲストと読む読書会12 2006/5/21(日) 岡島 康治 岩崎京子著・井上洋介絵 『かさこじぞう』
第21回 ゲストと読む読書会11 2006/4/29(祝) 浅井 久仁臣 池澤夏樹著 『イラクの小さな橋を渡って』
第20回 ゲストと読む読書会10 2006/3/26(日) 菊田 均 絲山秋子著 『沖で待つ』
第19回 ゲストと読む読書会9 2006/2/26(日) 吉田 和明 サミュエルライダー著 『ライオンは眠れない』
第18回 ゲストと読む読書会8 2006/1/29(日) 井家上 隆幸 米原万里著 『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』
第17回 著者が語る読書会10 2005/12/23(金) 正津 勉 著作 『脱力の人』
第16回 ゲストと読む読書会7 2005/11/27(日) 吉田 和明 角田光代著 『対岸の彼女』
第15回 著者が語る読書会9 2005/10/30(日) 盛田 隆二 著作 『あなたのことが,いちばんだいじ』
第14回 ゲストと読む読書会6 2005/10/2(日) 浅井 久仁臣 菅谷明子著 『メディア・リテラシー』
第13回 ゲストと読む読書会5 2005/8/20(土) 菊田 均 中村文則著 『土の中の子供』
第12回 ゲストと読む読書会4 2005/7/24(日) 相倉 久人 町田康著 『告白』
第11回 ゲストと読む読書会3 2005/6/19(日) 井家上 隆幸 三崎亜記著 『となり町戦争』
第10回 著者が語る読書会8 2005/5/22(日) 宮原 安春 著作 『家族の原風景』
第9回 著者が語る読書会7 2005/3/26(土) 高原 英理 著作 『ゴシックハート』
第8回 ゲストと読む読書会2 2005/2/27(日) 吉田 和明 金原ひとみ著 『蛇にピアス』
第7回 ゲストと読む読書会1 2005/1/30(日) 井家上 隆幸 豊崎由美&岡野宏文著『百年の誤読』
第6回 著者が語る読書会6 2004/12/5(日) 盛田 隆二 著作 『散る。アウト』
第5回 著者が語る読書会5 2004/10/3(日) 正津 勉 著作 『詩人の愛』
第4回 著者が語る読書会4 2004/7/4(日) 井家上 隆幸 著作 『20世紀冒険小説読本』
第3回 著者が語る読書会3 2004/4/29(祝) 岡本 敬三 著作 『根府川へ』
第2回 著者が語る読書会2 2003/12/7(日) 盛田 隆二 著作『ストリート・チルドレン』
第1回 著者が語る読書会1 2003/7/27(日) 吉田 和明 著作 『文学の滅び方』